そろそろ年末に向けて「大掃除」「家の片づけ」が気になってくる季節ですね。
でも実際は、忙しさのせいでつい後回しにしてしまいがち…
そこでおすすめなのが 「1日1片づけ(1日1片)」
毎日たった5〜10分、小さな場所を整えるだけで、年末の大掃除や片づけがグッと楽になります。
年末までの約30日間、“気づいた時にサッと手放す・整える”を習慣にして、
今年こそすっきりした気持ちで年末を迎えてみませんか?
トイレと寝室を整えよう

10月から始めた1日1片たづけもあとわずか、残り2週間をなりました。
今週は毎日の暮らしに直結する“トイレ”と“寝室”を整えていきます。
どちらも、うっかり後回しにしがちですが、毎日使う場所だからこそ整っていると心身のリセットにもつながります。
次は寝室を整えていきましょう。
73日目 寝室を整えよう

一日の疲れを癒し、明日の活力を育てる寝室は、家の中でも特に“心の状態”が表れやすい場所です。
忙しさの中でつい後回しになりがちですが、少し整えるだけでも空気が変わり、眠りの質にも影響します。
今日は、短時間で取り組める「寝室の整え方」を見直してみましょう。
1.まずは寝室全体をチェック
寝室に入ったとき、最初に目に入るのは床やベッド(布団)の上に置かれているものです。
読みかけの本、服の一時置き、郵便物やバッグなど、寝室に“集めなくてもよいもの”が紛れていないか確認します。
最初に目に入りやすい場所が整うと、部屋全体が落ち着いて見えます。
2.サイドテーブルや棚を見直す
寝室で使うものは意外と限られています。
ライト、時計、メガネ、スマートフォン程度で十分という方も多いはずです。
それ以上の物が置かれている場合は、「寝る前に本当に使っているか」を基準に見直すと、必要なものが絞りやすくなります。
3.衣類の“仮置き”をなくす
脱いだ服や翌日の準備で置いておいた衣類が、いつの間にか定位置化してしまうことはよくあります。
衣類は収納に戻す、洗濯かごへ入れる、翌日着るものはハンガーに掛けるなど、行き先を明確にすると散らかりにくくなります。
小さな習慣が寝室の清潔感を大きく変えます。
4.床と家具の表面を軽く整える
寝室はほこりが溜まりやすい環境です。
布団や衣類から出る細かな繊維が空気中に舞いやすいため、床や棚を軽く拭くだけでも空気が澄んだ印象になります。
毎日でなくても、週に一度の「リセットタイム」をつくると清潔感を保ちやすくなります。
5.光・音・香りを整えて睡眠環境をつくる
寝室の環境は、眠りの質に直結します。
明るすぎない照明、寝る前のスマートフォンとの距離、アロマや空気の乾燥対策など、自分が心地よいと感じる要素を整えてみましょう。
小さな工夫でも、落ち着ける空間づくりに大きく役立ちます。
今日のまとめ
寝室は、日中の疲れを回復し、気持ちを整えるための大切な場所です。
ものが多い状態では視界が落ち着かず、眠りに入りにくくなることもあります。
一方で、必要なものだけが整った空間は、自然と心が静まり、翌朝の目覚めも軽やかになります。
- 視界に入る場所を整える
- サイドテーブルや棚の役割を見直す
- 衣類の仮置きをなくす
- ほこりをためない工夫をする
- 光や香りなど環境を整える
すべてを完璧にする必要はありません。
できるところを少しずつ整えるだけでも、寝室は驚くほど心地よい空間へ変わります。
無理のない範囲で、今日の暮らしに取り入れてみてください。
