片づけをしていると、「いつか使うかも…」「みんな持ってるし…」と、つい手放せずに残してしまうものってありますよね。
特にキッチンは毎日使うものが多く、なかなか減らせない場所。でも、思い切って手放してみると意外と必要なかったりするものも多いです。
この記事では、整理収納アドバイザーでもある私が「手放しても全然困らなかったキッチンアイテム」をご紹介します。
1.炊飯ジャー

ある晩、晩ご飯の準備中に炊飯ジャーが突然壊れてしまいました。
買いに行く時間もなく、仕方なくお鍋でごはんを炊いてみたら…これが思いのほか大正解!
お鍋で炊いたごはんはツヤツヤでふっくら、古米でもまるで新米みたい。
しかも炊飯ジャーより早く炊けて、手間もほとんどかかりません。
それ以来、炊飯ジャーは使わずお鍋で炊飯する生活に。もう15年以上、この方法でごはんを炊いています。
「炊飯ジャーなくても意外と平気」と思える、目からウロコの体験でした。

愛用しているお鍋は「ル・クルーゼ」のもの。
少し時間が経ってしまった古米もふっくら美味しく炊けます。
2.ガスコンロ


一人暮らしに大きなコンロって、実はなくても大丈夫です。
ガス代も気になるし、節約も兼ねて卓上コンロを使ってみたら…これが大正解!
ひとり分ならコンロはひとつで十分。卓上コンロは軽くて片手で持ち上げられるので掃除もサッとできちゃいます。
毎日の料理や片づけの手間がぐっと減るので、「もっと早くこうすればよかった!」と思ったほどです。
3.やかん


毎日のお茶は、ずっとやかんで沸かすのが当たり前でした。
でも、一人暮らしになったのを機にやかんを処分して、水出しでお茶を作るようにしてみたら…これが大正解!


ティパックをセットして、冷水筒にいれるだけでOK!
暑い夏でもコンロの前に立たなくてよくなり、家事の手間がぐっと減りました。
「ちょっとした工夫でこんなにラクになるんだ」と、思わず感動したくらいです。
最近はお茶だけでなく、珈琲や紅茶も水出しできるものが増えているので、気分に合わせて飲み物を常備できて便利です。
4.三角コーナー
どれだけマメにお手入れしても、いつの間にかぬめりが気になる三角コーナー。
「キッチンになくてはならないもの」と思い込んで、ずっと使い続けていました。
でも、この水切り袋を見つけたのをきっかけに、三角コーナーを手放すことに。
使い捨てタイプなので、1日の終わりにはそのままゴミ箱へポイ。
お手入れいらずで面倒な家事がひとつ減り、「もっと早くこうすればよかった!」と感じました。
5.米びつ
賃貸の限られたスペースにぴったり合う米びつがなかなか見つからず、代わりに使ったのがトタンボックスです。
省スペースに収まり、生活感も出ず見た目もスッキリ。お気に入りのアイテムになりました。
専用の米びつを使うよりも、手持ちのもので代用すると、ものが増えにくいのも嬉しいポイント。
「わざわざ専用を買わなくても工夫次第で十分!」と思えるアイテムでした。
工夫次第で暮らしはどんどんシンプルになる!
キッチンのものって、つい「必要かも」と思って残しがちですが、工夫次第で手放せるものも意外と多いものです。
今回ご紹介したアイテムは、どれも「手放しても困らなかった」「むしろ暮らしがラクになった」と感じたものばかり。
少しの工夫で毎日の家事がラクになると、暮らしのストレスもぐっと減ります。