【ゆる終活】今やっておくとラク!整理収納アドバイザーがこれからの人生を見据えて整理したもの

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おだけみよ
整理収納アドバイザー
50代ひとり暮らし
子育て卒業からはじめるシンプルな暮らしの作り方を発信

▷無印良品で6年間店舗スタッフとして勤務
▷スタッフ目線の無印良品活用術
▷賃貸(2DK)で一人暮らし
▷Yahoo!クリエーター
▷michill専属ライター
▷サンキュ!アンバサダー

50代が近づいてきて、「そろそろ人生の後半戦かな」とふと思うことが増えてきました。
自然と、“終活”という言葉も少しずつ気になるようになってきた今日このごろです。

これからの暮らしを心地よく、そしてちょっと身軽に過ごすためには、
モノやお金まわりの整理も少しずつ始めていくのがいいのかもしれません。

この記事では、整理収納アドバイザーの私が「これ、今のうちに手放してよかったな」と思ったものをご紹介します。

もくじ

1.大型の家具

大きな食器棚

子どもが独立して、暮らしのサイズもひとまわりコンパクトに。
それに合わせて、これまで当たり前に使っていた食器棚などの大きな家具たちが、なんだか持て余す存在になってきました。

思い切って、地域の回収センターにお願いして手放すことにしました。
回収をお願いすると解体が必要なものは、解体もしてもらえるので便利。
正直ちょっと手間かなと思いましたが、「やってよかった!」という気持ちのほうが大きかったです。

大きな家具って、「いつか使うかも」とつい残してしまいがち。
でも、年齢を重ねると、それを動かしたり処分したりするのがだんだん大変になってきますよね。

だからこそ、体力や気力に余裕がある今のうちに手放しておくのがおすすめです。
スペースが空くと、部屋も気持ちもスッキリ。広々した空間で過ごす時間は、思った以上に心地よいですよ。

食器棚やベッドなど、大型家具の処分は回収業者の手配など、
意外に手間がかかります。

2.ラグやマット類

キッチンマットや玄関マットなどのマット類

汚れ防止のつもりで敷いていたキッチンマットや玄関マット。
でも気づけば、その下にホコリやゴミがたまってしまっていて…
「これ、かえって掃除の手間を増やしてるかも?」と思うようになりました。

しかも、マットがズレてつまずきそうになることもあって、ちょっとしたストレスに。

思い切ってマットをやめてみたら、掃除機もサッと掛けられるし、拭き掃除もスイスイ。

掃除が「めんどう」から「ちょっとラク♪」に

3.来客用の布団

畳んであるきれいな布団

ずっと「いつか使うかも」と思って持っていた来客用の布団。
でも、布団って意外と重たいし、お手入れもなかなか大変なんですよね。

そんなとき、必要なときだけ借りられる布団のリースサービスがあることを知って、
ちょうど引っ越しのタイミングで、思い切って手放すことにしました。

よく考えてみたら、来客といってもお茶をするくらいで、泊まりに来ることはほとんどなくて。
「なくても大丈夫だったな」と思える手放しでした。

押し入れがすっきり。
気持ちにも空間にも、ちょっとしたゆとりができました。

4.来客用の食器

来客用のおしゃれな食器

コーヒーセットやスイーツ用の器など、来客があった時に使うための食器を色々揃えていました。
食器が好きであれこれ買っていたこともあり、食器棚がギューギューに…。
そこで、来客時にしか使わない食器を手放しました。

思い切って手放してみたら、押し入れや棚にゆとりが生まれて、気持ちまでスッキリ。
「必要だと思っていたけれど、なくても困らないもの」は意外とたくさんあるのかもしれません。

来客時はどうしている?

ここ数年でライフスタイルが大きく変わり、人を自宅へ招くことが少なくなりました。
今は友人とちょっとおしゃれなカフェなどで過ごすことが多くなり、来客用の食器はなくても困ることはありません。
来客があってもお気に入りの食器を2つずつ購入しているので、それでじゅうぶん対応できます。

”今あるもの”で対応できる方法を考えます

5.便利グッズ

サラダスピナー

「料理が楽しくなりそう!」と集めていた便利グッズたち。
たしかにあると便利なんですが、だんだんと“重さ”や“お手入れの手間”が気になるようになって、
いつの間にか、出番が減っていきました。

そして一人暮らしをきっかけに、思い切って手放すことに。
キッチンがスッキリして、「あれ、意外と困らないかも」と拍子抜けしたほどです。

便利グッズって、特定の使い方しかできないものが多くて、どうしてもかさばりがち。
手放してみると収納がスッキリして、心地よく感じられるようになりました。

ここからはお金まわりで整理したものを紹介します。

6.銀行口座

複数の貯金通帳

父が亡くなったとき、意外と大変だったのが「銀行口座の確認」でした。
どこの銀行にどんな口座があるのか、家族の私たちもまったくわからず…
ひとつひとつ調べていくのに、思った以上の時間がかかってしまいました。

しかも、相続手続きが終わるまで口座が凍結されることもあり、解約には想像以上に手間がかかります。
特に、平日の限られた時間に窓口へ行かないといけないケースもあって、なかなか思うように進まず、正直なところかなり疲れました。

だからこそ、使っていない口座や、今はもう必要のない口座を、「元気な今」のうちに整理をしました。
私の場合は地元の銀行ばかりなので、解約手続きもラクに行えました。
これが遠く離れた故郷だと、ひとつの口座を解約するにも時間もお金もかかります。

50代以降はいざというときに、残された家族が困らないように―
そんな気持ちで、少しずつ整理しておきたいですね。

7.クレジットカード

クレジットカード

銀行口座同様、クレジットカードも解約には時間を要します。
筆者は以前はポイ活などで何枚もカードを所有していたのですが、ポイ活をやめそれに伴ってクレジットカードも生活用の1枚に絞りました。
クレジットカードはそれぞれ締日や引き落とし日が違うので、管理が大変だと感じることもありましたが、1枚だと管理がぐっとラクに!

ポイントカードを兼ねたクレジットカードが減ると、
無駄遣いもなくなり、お財布もスッキリ!

8.がん保険

保険証券

これまで「念のため」に入っていたがん保険。
けれど、見直してみると、実は“思い込みで払い続けていた”だけだったことに気づきました。

きっかけは、「高額療養費制度」の存在をきちんと知ったこと。
父が癌で亡くなったときに母が利用し、医療費が一定額を超えた場合、それ以上は公的制度でカバーされる仕組みがあることを知り、安心材料が一つ増えました。

もちろん、がん保険が必要な人もいると思います。
でも私の場合は、これからの人生を軽くしていく「ゆる終活」のひとつとして、「本当に必要な保障だけを残す」という選択をしました。

「なんとなく不安だから」と払っていた保険料がなくなることで、家計にもゆとりが生まれました。
モノだけでなく、お金の整理も「身軽に生きる準備」だと実感しています。

9.実家

田舎の実家

「いつかやらなきゃ」と思いながら、ずっと先延ばしにしていたことが「実家の相続登記」
親の名義のままでも特に困ることもなかったので、正直、つい後回しになっていました。

けれども、介護の仕事していたときに、財産が凍結されて困っている利用者さんを多くみてきたこと、 最近の法改正で「相続登記の義務化」が始まると知り、ようやく重い腰を上げて手続きをしました。
(2024年4月からは、相続を知った日から3年以内に登記しないと、10万円以下の過料対象になることも。)

我が家の場合は父が亡くなったときに、母がうっかりそのままにしていたので、
やってみると、思っていたよりも大変ではなかった反面、「早めにやっておけばよかった…」とも感じました。
やはり、ばらばらに暮らしている家族分の戸籍の取り寄せや書類の確認など、時間がかかる作業も多かったからです。

「今後、実家をどうするかを冷静に考えるきっかけになった」というのが大きな収穫でした。

体力と気力がある今のうちにできることを!

大型家具から金融資産まで、様々ものを整理することで、これからの暮らしに対する不安が減り心にも空間にも余裕が生まれます。
手間や時間がかかるものだからこそ、今のうちに少しずつ整理を進めておきましょう。

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