10月に入り、そろそろ「年末の大掃除」や「家の片づけ」が気になってくる季節ですね。
でも実際は、忙しさのせいでつい後回しにしてしまいがち…。
そんな方におすすめなのが、「1日1片づけ(1日1片)」。
毎日たった5〜10分、小さな場所を整えるだけで、年末の大掃除や片づけがグッと楽になります。
年末までの約90日で、
“気づいたときにサッと手放す・整える”を習慣にして、
今年こそスッキリ気持ちのいい年末を迎えましょう。
キッチンは小さく始められる場所

キッチンはリビングやクローゼットと違い、
「引き出し1つ」「棚1段」など小さく区切って片づけやすい場所です。
毎日使う場所だからこそ、整えることで家事の効率もぐんとアップ。
片づけの効果をすぐに実感できるのも、キッチン片づけの大きな魅力です。
12日目 食器の枚数を数えてみよう

キッチンの片づけで最初に見直したいのが、**“食器の枚数”**です。
毎日使うものだからこそ、知らないうちにどんどん増えてしまうんですよね。
気づけば棚の中は、いただきもののマグカップやおまけの皿でいっぱい…。
使いやすいお気に入りの器は決まっているのに、
「いつか使うかも」と取っておいた食器が場所を取っていることも多いものです。
ステップ1:まずは“全部出して”みよう
まずは思い切って、食器棚の中のものを全部出してみましょう。
一度に出すのが大変なら、「お皿だけ」「マグカップだけ」など、
カテゴリーごとに分けて進めてもOK。
一目見て数が多そうで挫折しそうなら、
「普段使い用」「来客用」「季節物」などに分けて数えるのもおすすめです。
ステップ2:目安は「必要な分+洗い替え」
たとえば、ひとり暮らしならこんなイメージです。
- ごはん茶碗:2個
- お皿(中皿・大皿):各2〜3枚
- マグカップ:2個
このくらいでも十分。
洗い替えがあれば困ることはほとんどありません。
家族がいる場合でも、人数+1枚を目安にすると、
「使いやすい数」を保ちやすくなります。
ステップ3:数えてみることで見えてくること
実際に数えてみると…
- 同じ形のお皿が何枚もある
- もう使っていない大皿がある
- マグカップが多すぎる
など、どれを手放せばいいかが自然と見えてきます。
「数を把握する」ことで、
“何が必要で、何が多いのか”を冷静に判断できるようになります。
ステップ4:“ちょうどいい量”を意識しよう
「1アイテムにつき2個まで」といったように、
自分にとっての“ちょうどいい量”を決めておくと、
今後ムダに増やさずに済みます。
少なく思えても、実際は十分まかなえることが多いもの。
むしろ少ないほうが、食器棚の中も見やすく、出し入れもスムーズになります。
今日のまとめ
食器棚の中がスッキリすると、
出し入れがしやすくなり、毎日の食事も気持ちよくなります。
今日の1片づけは、
「食器の枚数を数えてみる」**ことから始めてみませんか?
小さな片づけを積み重ねることで、
年末の“バタバタ大掃除”をしなくても済む、ラクな暮らしが手に入ります。
