そろそろ年末に向けて「大掃除」「家の片づけ」が気になってくる季節ですね。
でも実際は、忙しさのせいでつい後回しにしてしまいがち…
そこでおすすめなのが「1日1片づけ(1日1片)」
毎日たった5~10分、小さな場所を整えるだけで、年末の大掃除や片づけがグッと楽になります。
年末までの約40日で“気づいた時にサッと手放す・整える”を習慣にして、今年こそすっきりした年末を迎えてみませんか?
クローゼットを整えよう

さて、今週もクローゼットの整理をします。
クローゼットは、リビング同様「どこから手をつければいいの…?」と頭を抱えがちな場所のひとつ。
冬物はどうしても嵩張るので、少し油断するとあっという間にぎゅうぎゅうに…。
朝、着たい服が見つからずバタバタするのも、この時期あるあるですよね。
でも、クローゼットが気持ちよく整うと
朝の支度がスムーズになり、時間にも心にもゆとりが生まれます。
59日目 アウターの数を数えてみよう

冬の気配が濃くなるこの時季、クローゼットの中で大きく場所を取るのがアウター類です。
コート、ダウン、ジャケット、カーディガンなど、種類が豊富なうえに収納スペースを圧迫しやすい存在でもあります。
気がつけば似たような色やデザインが増えてしまい、どれを着ればよいか迷いが生じることも少なくありません。
今日はまず、今持っているアウターの「数」を把握するところから始めましょう。
1.アウターをすべて出して確認する
クローゼット、玄関収納、ハンガーラックに掛けてあるアウターを一度すべて集めます。
並べてみると、思っていた以上に多かったと気づくこともあります。
まずは現状を把握することで、使用頻度の高いものと出番の少なかったものが明確になります。
2.季節ごとに分類する
冬用のコート、春秋に使うライトアウター、薄手のジャケットなど、季節ごとにざっくりと分けていきます。
季節が混在したまま収納していると、必要なアウターが埋もれやすく、管理が難しくなるためです。
3.着用頻度を振り返る
アウターは“着る頻度”が判断の大きな基準になります。
今年どれだけ着たか、昨年はどうだったか、思い返してみましょう。
・毎週のように着た
・気に入っているが出番が少なかった
・重くて疲れる、扱いにくいと感じる
・鏡に映したときにしっくりこなくなった
こうした感覚は、見直しの際に非常に参考になります。
4.迷うアウターは保留ボックスへ
すぐに手放す決断ができなくてもかまいません。
迷うアイテムは「保留ボックス」を用意し、ひとまずそこにまとめておきましょう。
シーズンの終わりまで着る機会がなければ、自然と手放す判断がしやすくなります。
5.好みの傾向を把握する
数を確認していくと、自分の中の「好み」が意外とはっきり見えてきます。
色、シルエット、丈、素材などの傾向が分かると、今後の買い物で迷いにくくなり、アウターが増えすぎることも防げます。
今日のまとめ
アウターは体を守るだけでなく、冬の装いの印象を大きく左右する大切なアイテムです。
持ちすぎると管理が難しくなりますが、厳選したアウターだけが並ぶクローゼットは心地よく、朝の身支度もぐっと楽になります。
今日の「数を数える」作業が、冬のクローゼットを整える第一歩になります。
