・何を捨てていいのかわからない
・一度はスッキリしたのに、また元に戻ってしまう
・手放した後に「やっぱり必要だった」と後悔してしまう
いざ片づけてみると、こんなお悩みが出てくることがあります。
そこでこの連載では、夏までの90日間、毎日少しずつ無理なく進めながら、暮らしを整えていきます。
1日5〜10分、小さな一歩を積み重ねることで、片づけをラクに進められます。
心も整えよう

片づけがうまく進まないとき、
「自分は片づけが苦手だから」と責めてしまうことはありませんか。
しかし、その背景には“自己肯定感の低下”が関係していることも少なくありません。
自分を認める気持ちが弱くなると、「整えよう」という意欲そのものが湧きにくくなるのです。
今月から心の整理も始めてみましょう。
▼思考の整理は書き出すのがおすすめです。お気に入りの1冊があると楽しく続けられます。
34日目 「自由に使える10万円があったら?」を考えてみよう

10万円という金額は、小さすぎるわけでもなく、大きすぎるわけでもありません。
生活が一変するほどの大金ではありませんが、自由に使えるとしたら、十分に選択肢の広がる金額です。
そしてこの「自由に使える10万円」を想定してみることは、思考を整理する上でとても役に立ちます。
貯金や生活費とは切り離し、「自由に使うなら?」と考えることで、
自分の価値観・今の関心・優先順位が、自然と浮かび上がってくるのです。
10万円の使い道にあらわれる価値観
10万円を自由に使うなら、どんなことが浮かぶでしょうか。
・欲しかった家電を買う
・憧れのホテルステイを楽しむ
・整体やエステなど身体のメンテナンスに充てる
・推し活を思いきり楽しむ
・家族や友人と特別な時間を過ごす
・自己投資に使う(講座・学び・資格など)
どれも実際に叶えられるものであり、「具体的な選択肢」として考えることができます。
このプロセスは、自分がどんなことに価値を感じているのか、
また、何を大切にしたいと思っているのかを知るきっかけになります。
書き出しワークのすすめ
おすすめしたいのは、実際に紙に書き出すことです。
- ノートやメモを用意する
- 「自由に使える10万円があったら?」と書く
- 思いつくままに書き出す
- 書き終えたら全体を見返してみる
- キーワードや共通点を探す
このとき、「そんなの無理」といった制限は必要ありません。
自由に、素直に書くことが大切です。
書いてみることで見えてくるもの
書き出した内容を振り返ると、次のような気づきが得られることがあります。
・「経験」にお金を使いたいのか
・「物」に価値を感じるのか
・自分のためだけでなく、誰かのために使いたいと思うのか
・未来への投資に関心があるのか
・心を満たしたいのか、それとも暮らしを整えたいのか
金額の使い道には、その人の価値観が顕著に表れます。
つまり、10万円の使い方は「今の自分」を映す鏡ともいえるのです。
まとめ
10万円は、なくしてしまって困る金額でもあり、
一方で、夢物語のように非現実的な金額でもありません。
ほどよくリアルな設定だからこそ、
「今、自分が何を大切にしたいのか」に気づくきっかけになります。
また、このワークは「使う力」を鍛える練習にもなります。
お金の使い方は、そのまま時間やエネルギーの使い方とも繋がっていきます。
一度、静かな時間をとり、
「自由に使える10万円があったらどうするか」を考えてみてください。
その答えは、これから進みたい方向を指し示してくれるかもしれません。
記事
これまでの【1日1片】一覧

