・何を捨てていいのかわからない
・一度はスッキリしたのに、また元に戻ってしまう
・手放した後に「やっぱり必要だった」と後悔してしまう
いざ片づけてみると、こんなお悩みが出てくることがあります。
そこでこの連載では、夏までの90日間、毎日少しずつ無理なく進めながら、暮らしを整えていきます。
1日5〜10分、小さな一歩を積み重ねることで、片づけをラクに進められます。
11週目は、後回しにしがちな場所を片づけてみましょう。
後回しになりがちな場所を整えよう

毎日の暮らしの中で、つい後回しになりがちな場所はありませんか?
キッチンやリビングは目につくため片づけても、寝室や収納などは後回しになりがちです。
今週もあと回しにしてきた場所を整理しましょう。
82日目 防災グッズを確認しよう

防災用品は、一度そろえたら安心と思いがちです。
しかし、いざという時に使おうとして「電池が切れていた」「食品の期限が過ぎていた」「必要なものが入っていなかった」と気づくこともあります。
防災用品は、持っていることよりも「使える状態で置いてあること」が大切です。
今日は家の中の防災用品を見直し、今の暮らしに合っているか確認してみましょう。
1. まずは防災用品を一か所に集める
最初に、家の中にある防災用品を確認します。
非常用持ち出し袋、備蓄用の水、食品、懐中電灯、モバイルバッテリー、携帯トイレ、救急用品など、置いてある場所を思い出しながら見ていきましょう。
「どこに置いたか分からない」という状態では、いざという時にすぐ使えません。
防災用品は、玄関近く、寝室、キッチンなど、使う場面を考えて置き場所を決めておくと安心です。
2. 食品・水・電池の期限を確認する
防災用品の中でも、特に確認したいのが期限のあるものです。
飲料水、非常食、乾電池、常備薬、ウェットティッシュなどは、時間がたつと使えなくなることがあります。
古くなっているものは、日常で使えるものなら早めに使い切り、新しいものと入れ替えましょう。
首相官邸の防災情報では、飲料水は「1人1日3リットルを目安に3日分」、食料も人数分の備えが例として示されています。
また、政府広報オンラインでは、食品備蓄は最低3日分、できれば1週間分くらい備えることが大切とされています。
難しく考えすぎず、まずは「今あるものが期限内か」を見るだけでも十分です。
3. 今の暮らしに合う中身に入れ替える
防災用品は、家族構成や暮らし方によって必要なものが変わります。
以前そろえた時は必要だったものでも、今の暮らしには合わなくなっているかもしれません。
反対に、年齢を重ねたことで必要になったもの、ひとり暮らしだからこそ備えておきたいものもあります。
たとえば、常備薬、老眼鏡、マスク、携帯トイレ、現金、小さなライト、モバイルバッテリーなどは、いざという時にあると安心です。
総務省消防庁の非常用持出品チェックシートにも、懐中電灯、携帯ラジオ、予備の乾電池、救急用品、生活用品などが挙げられています。
市販の防災セットをそのまま置くだけでなく、自分の生活に合わせて中身を調整しておきましょう。
4.「すぐ持ち出せるか」まで確認する
防災用品は、量をそろえるだけでなく、取り出しやすさも大切です。
奥の収納に入れっぱなしになっていたり、上に物を重ねていたりすると、必要な時にすぐ持ち出せません。
非常用持ち出し袋は、玄関や寝室など、避難する時に手に取りやすい場所に置くのがおすすめです。
あわせて、重さも確認しておきましょう。
中身を詰め込みすぎて重くなっていると、実際には持って避難できないことがあります。
一度持ち上げてみて、自分が無理なく運べる重さか確認しておくと安心です。
まとめ
防災用品の見直しと聞くと、全部を点検しなければと思ってしまいます。
でも、今日の1日1片では、すべてを完璧に整える必要はありません。
まずは、次のどれか1つだけで大丈夫です。
・非常食の期限を1つ確認する
・懐中電灯がつくか試す
・モバイルバッテリーを充電する
・水の置き場所を確認する
・非常用持ち出し袋を開けてみる
小さな確認でも、「使える備え」に近づきます。
