掃除してもゴキブリが出る家の共通点。元汚部屋住人が気づいた5つの「置きっぱなし」

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おだけみよ
整理収納アドバイザー
50代ひとり暮らし
子育て卒業からはじめるシンプルな暮らしの作り方を発信

▷無印良品で6年間店舗スタッフとして勤務
▷スタッフ目線の無印良品活用術
▷賃貸(2DK)で一人暮らし
▷Yahoo!エキスパートクリエーター

「掃除をしているのに、なぜゴキブリが出るの?」
そう思ったことはありませんか?

以前の私は、ゴキブリが出るたびに「もっときれいに掃除しなければ」と思っていました。

床を拭いたり、殺虫剤を買ったりして、その場では対策をしたつもりになる。

ところが、しばらくするとまた出てきます。

今振り返ると、問題は掃除の回数だけではありませんでした。

家の中に物が多く、虫が隠れられる場所をたくさん作っていたのです。

私は20年以上、物に囲まれた部屋で暮らしていました。その後、少しずつ物を減らし、床や収納の中に余白を作るようになってから、ゴキブリをほとんど見かけなくなりました。

今回は、汚部屋だった頃のわが家を振り返りながら、ゴキブリが出やすい家にありがちな「5つの置きっぱなし」を紹介します

もくじ

ゴキブリ対策は「掃除」だけでは足りない

ゴキブリなどの害虫が生きるためには、食べ物、水、隠れる場所が必要です。

米国環境保護庁(EPA)などでも、食べ物や水分を残さないことに加えて、紙類や段ボールなどの散らかりを減らし、隠れ場所を作らないことが予防につながるとされています。

つまり、見えている場所をきれいに拭いていても、物の下や収納の奥に隠れ場所があれば、虫にとっては居心地のよい家のままです。

掃除を増やす前に、家の中に「暗くて、狭くて、動かさない場所」がないか、確認してみましょう。

1.段ボールや空き箱を置いたままにしている

通販で届いた段ボールを、部屋の隅に置いていませんか?

「次の資源ごみの日に出そう」

「何かを送るときに使えるかもしれない」

そう思っているうちに、2箱、3箱と増えてしまうことがあります。

以前の私も、段ボールを収納用品のように使っていました。

空き箱も捨てられず、押し入れや棚の上に何年も置いていたものです。

けれど、段ボールの波形になった隙間や、積み重ねた箱の間は、虫が隠れやすい場所になります。荷物と一緒に虫が家の中へ入り込む可能性もあるため、室内に長く置かないほうが安心です。

段ボールをゼロにする必要はありません。

「荷物を出したら、その日のうちにたたむ」

このルールだけでも、置きっぱなしは減らせます。

2.飲み終わった缶やペットボトルを放置している

飲み終わった缶やペットボトルを、シンクやテーブルに置いたままにすることはありませんか?

ほんの少ししか残っていなくても、飲み物や食品の汚れは虫のエサになります。

とくに夏は、「明日の朝に片づけよう」と一晩置くだけでも、においが残りやすくなります。

私も以前は、飲み終わった缶をキッチンに何本も並べていました。自分では空の容器だと思っていましたが、虫にとってはそうではなかったのでしょう。

飲み終えたら軽くすすぎ、水を切ってから、ふた付きの容器や口を閉じた袋に入れます。

面倒に感じる日は、寝る前にシンクへ運ぶだけでもかまいません。

テーブルに置いたままにしないことから始めましょう。

3.床に物を直置きしている

買ってきた物が入った紙袋、読みかけの雑誌、届いた荷物。

とりあえず床に置いた物は、そのままになりやすいものです。

床置きが増えると、掃除機やフローリングワイパーがかけにくくなります。物の下にはホコリや髪の毛がたまり、虫が隠れていても気づきにくくなります。

汚部屋だった頃のわが家は、床のほとんどが物で隠れていました。

掃除機をかけているつもりでも、実際に掃除できていたのは、物が置かれていないわずかな場所だけだったのです。

床にある物を、すべて捨てる必要はありません。

紙袋は棚の一角へ、雑誌はカゴの中へと、置き場所をひとつ決めてみてください。

床が見える面積が増えるだけで、掃除はずっと簡単になります。

4.シンク下やコンロ下に物を詰め込んでいる

シンク下やコンロ下は、扉を閉めると中が見えません。

そのため、使わない鍋や保存容器、紙袋、洗剤のストックなどを入れたままにしがちです。

とくにシンク下は水道管が通っているため、湿気や水漏れにも注意したい場所です。

物をぎっしり詰め込んでいると、奥の状態が見えず、水分や汚れにも気づきにくくなります。

私も以前は、空いている場所を見つけると、そこへ何かを押し込んでいました。

収納は、たくさん入るほどよいと思っていたからです。

今は、奥まで見渡せる程度に物を減らしています。

まずは一度、扉を開けてみてください。

使っていない物をひとつ外へ出し、風の通り道を作るだけでも十分です。

5.玄関やベランダに使っていない物がある

家の中をきれいにしていても、玄関やベランダに物が多いと、虫が隠れやすくなります。

使っていない植木鉢、古い傘、空の収納ケース、処分する予定の不用品。

外にあるから大丈夫だと思いがちですが、玄関やベランダは家の中へつながる場所です。

屋外で暮らす種類のゴキブリが、一時的に室内へ侵入することもあります。玄関ドアや窓まわりの隙間をふさぎ、家の周囲の隠れ場所を減らすことも予防のひとつです。

外まわりには、今使っている物だけを置く。

それを基準に、一度見直してみましょう。

50代からは、掃除を増やすより片づけやすい家にする

ゴキブリを出さないために、毎日念入りに掃除をしなければならないと思うと、気が重くなります。

けれど、物が少なければ、掃除にかかる時間は自然と短くなります。

段ボールをためない。

空き缶を置いたままにしない。

床に物を置かない。

収納の奥まで見えるようにする。

玄関やベランダに不用品を置かない。

どれも特別な掃除方法ではありません。

虫が隠れやすい場所と、エサや水分になるものを減らすだけです。

50代になると、家事に使える体力や時間も少しずつ変わってきます。

掃除を頑張り続けるより、頑張らなくても掃除できる家を作ったほうが、これからの暮らしはラクになります。

今日、全部を片づけなくてもかまいません。

まずは玄関に置いてある段ボールを1枚たたむ。テーブルの空き缶をキッチンへ運ぶ。

そんな小さな行動から始めてみてください。

虫にとって居心地が悪く、人にとっては暮らしやすい家に、少しずつ変わっていきます。

※すでに見かけてしまった方は、置き型の駆除剤を併用してください

※ゴキブリを繰り返し見かける場合や、すでに繁殖している可能性がある場合は、侵入経路や発生場所を確認し、必要に応じて専門の害虫駆除業者へ相談してください。

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