そろそろ初夏を迎えます。
暑くなってくると気になるのが、真っ黒のアイツ…ゴキブリです。
私はゴキブリが大の苦手。
汚部屋時代は夏になるとビクビクする日々を過ごしていました。
ですが、整理収納アドバイザーとして暮らしを整えてからは、15年以上ゴキブリと遭遇していません。
実は防虫スプレーや薬剤だけでは予防は不十分。
ゴキブリが出る家には共通する“NG習慣”があり、それをやめるだけで遭遇率はぐっと下がります。
この記事では、整理収納アドバイザーの目線で、今すぐやめたい“ゴキブリを呼ぶNG行動”を「キッチン編」「水回り編」「保管・モノ編」の3つに分けて全10個ご紹介します。
気になるエリアからチェックしてみてくださいね。
【キッチン編】ゴキブリのエサ場をなくす

ゴキブリにとってキッチンは“ごちそうの宝庫”。
まずはここから見直すと、効果が出やすいです。
1.放置された生ゴミは”奴ら”を手招き
夕食後の片付けがひと段落すると、つい「生ゴミは明日の朝に出せばいいか」と思ってしまうこと、ありますよね。
でも生ゴミのニオイは、彼らにとってはごちそうのサイン。夜のうちに察知されて、キッチンに入り込まれる原因になります。
生ゴミはその日のうちに処理し、ゴミの日までしっかり密閉容器で管理するのが安心です。
▼筆者は生ゴミ対策にコンポストを利用しています。生ゴミが出たら埋めるだけ。サッと処理できるので、虫を寄せつける心配が激減しました。
2.汚れたままのシンクは最高のビュッフェ
放置された食器やカトラリー、排水口のネットに残った食べかすは、ゴキブリにとってはまさにごちそうの宝庫。
寝る前にシンクを“リセット”するのがおすすめです。
さっと洗って、水気も拭いておく。それだけで虫との遭遇率もぐっと減らせます。
面倒な時は、そのままにせず、水につけておくようにしています。
3.ビールの空き缶をそのまま放置
飲み終わったビールやジュースの空き缶、ついそのままキッチンに置きっぱなしにしていませんか?
特にビールの香りは強く引き寄せられると言われています。
飲み終わったらすぐに水で軽くすすぎ、においが残らないようにするのが鉄則。
甘いサワーやフルーティなワインの空き瓶なども、晩酌のあとは要注意です。
4.コンロの油汚れをそのままにしている
油のニオイは時間が経つほど広がり、虫たちにとっては“おいしいサイン”に。
さらに放置するほど汚れはこびりつき、掃除も大変になります。
調理直後のまだ温かいうちにサッと拭き取るのがおすすめ。
手間も少なく、汚れもスルッと落ちて一石二鳥です。
▼コンロの汚れはこれ一本で家中掃除できる、無印のクリーナーを使っています。泡タイプなのでだらだら液垂れせず、汚れにしっかりからみます。
【水回り編】湿気と汚れをためない

ゴキブリは水を求めて移動します。
水回りは「水・エサ・隠れ場所」が揃いやすいので、要注意エリアです。
5.排水口の汚れをそのままにしている
シンクをきれいにしていても、見落としがちなのが排水口の中。
ふたを開けると、ヌメリやニオイがこもっていてギョッとした経験はありませんか?
排水口は食べかすや油分が溜まりやすく、湿気もたっぷり。ゴキブリにとっては「食べ物・水・隠れ場所」がそろった天国のような場所です。さらに、配管をつたって他の部屋から侵入してくるルートにもなりがち。
対策はシンプルで、1日の終わりにゴミ受けの中身を捨てて、サッと洗うだけ。
週に一度は、ふたや受け皿を外して中まで掃除すると、ヌメリの発生もぐっと抑えられます。
6.髪の毛・ホコリをそのままにしている
「えっ、髪の毛も?」と驚かれるかもしれませんが、実はゴキブリは 髪の毛やフケ、ホコリも食べます。雑食性で、人間が「ゴミ」と思うものが、彼らにとっては立派なエサになるんです。
特に注意したいのが、洗面所や脱衣所、ベッドの下、家具のすき間。
無理せず続けるコツは、「ついで掃除」を習慣化すること。
- 朝、顔を洗ったついでに洗面台の髪の毛をティッシュでサッと
- 夜、お風呂上がりに排水口のヘアキャッチャーをひと拭き
- 掃除機をかけるときは、家具のすき間も意識する
「ためないこと」を意識するだけで、ゴキブリだけでなく、ダニや他の虫の予防にもつながります。
【保管・モノ編】隠れ家をつくらない

整理収納アドバイザーとして声を大にしてお伝えしたいのが、こちらの章。
「モノを減らすこと」がいちばんのゴキブリ対策です。隠れ場所もエサも自然となくなります。
7.玉ねぎを常温で保存する
玉ねぎなどの香りの強い野菜も、ゴキブリが好んで寄ってくる食材のひとつ。
袋のままキッチンに置いておくのは、ニオイで“ここにエサがあるよー”と教えてしまうようなものです。
冷蔵庫に入れるのが一番安心ですが、常温保存したい場合は、しっかりフタの閉まる保存ケースに入れると安心。とにかく、ニオイを外に漏らさない工夫が大切です。
8.段ボールを放置している
ネット通販を使う機会が増えた今、家に段ボールが溜まりがちではありませんか?
実は段ボールはゴキブリにとって 最高の住みか です。
- 波型の構造があたたかく、隠れやすい
- 外から運ばれてくる時点で、すでに卵が産みつけられていることもある
- 湿気を吸いやすく、虫が居心地よく感じる
荷物が届いたら、できるだけ その日のうちに開封して、段ボールはたたんですぐに処分。
古紙回収の日まで時間がある場合は、玄関の外や物置など、室内とは別の場所に置いておくと安心です。
9.新聞・雑誌・紙袋をためこんでいる
段ボールと同じく、見落としがちなのが 紙類の積み重ね。
紙の隙間は暗くて湿気がこもりやすく、ゴキブリが卵を産むのにぴったりの環境です。
整理収納アドバイザーとしておすすめしたいのは、「紙ものは溜めない」ルール。
- 新聞・雑誌は読み終わったら、その週のうちに処分
- 紙袋は「定数」を決めて、それ以上は手放す
- 書類は「保管」と「処分」をその日のうちに仕分ける
紙を減らすと、ゴキブリ対策になるだけでなく、部屋もぐっとスッキリします。
10.ペットの餌(期限切れ含む)をそのままにしている
猫や犬と暮らしている方は、ぜひチェックしてほしいのがペットフード。
お皿に残ったまま朝までそのまま、なんてことはありませんか?
ドライフードもウェットフードも、ゴキブリにとっては 栄養満点のごちそう。
特に気をつけたいのが、期限切れのフードや、開封後ずっと出しっぱなしの袋。酸化したフードはニオイが強くなり、虫を呼びやすくなります。
- 食べ残しは時間を決めて下げる(出しっぱなしにしない)
- 開封後のフードは密閉容器に移し替える
- 期限切れや古くなったフードはすぐに処分する
大切な家族(ペット)の健康を守るためにも、フードの管理は意識して見直したいですね。
まとめ|「ためない暮らし」がいちばんのゴキブリ対策
今回ご紹介した10個のNG習慣は、3つのエリアに分けて見るとシンプル。
- キッチン編:エサになるものを出しっぱなしにしない
- 水回り編:水と汚れをためない
- 保管・モノ編:隠れ家になるモノを減らす
どれも、今日からすぐに始められることばかり。
1つでもやめれば、夏のゴキブリ遭遇率は確実に下がります。
整理収納アドバイザーとして声を大にしてお伝えしたいのは、「モノを減らすこと」が一番のゴキブリ対策だということ。
段ボール・紙類・出しっぱなしの食材を減らせば、隠れ場所もエサも自然となくなります。
夏に向けて、ぜひお部屋の見直しもしてみてくださいね。
▼目の届かない場所には毒餌タイプを愛用しています。物かげや、ゴキブリの出そうな場所に置くだけ。ホウ酸の働きで脱水状態になり死に至るので、遭遇率がグッと少なくなりました。
▼夏のNG行動を見直したら、季節の変わり目には冬支度の準備もぜひ。整理収納アドバイザーが11月にやる冬支度はこちらをご覧ください。

▼日々の家事を見直すことで暮らしはぐっとラクになります。整理収納アドバイザーが終活を意識してやめた家事はこちらをご覧ください。

