お中元やお盆のいただきもの、しまい込んでない?そうめん・お菓子を上手に使い切る6つのコツ

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おだけみよ
整理収納アドバイザー
50代ひとり暮らし
子育て卒業からはじめるシンプルな暮らしの作り方を発信

▷無印良品で6年間店舗スタッフとして勤務
▷スタッフ目線の無印良品活用術
▷賃貸(2DK)で一人暮らし
▷Yahoo!エキスパートクリエーター

お中元や帰省、お盆など、人と会う機会が増える時期は、そうめんやお菓子、調味料などのいただきものが増えることがあります。

ありがたい反面、

「まだ前にもらったものが残っている」
「しまったはずなのに、どこへ入れたか分からない」
「気づいたときには賞味期限が過ぎていた」

そんな経験はないでしょうか。

片づけの相談を受けていても、食品庫や押し入れの奥から、いただきものが箱のまま出てくることがあります。
いただきものを余らせてしまう原因は、単純に「量が多いから」とは限りません。

自分で買った食品なら、「今週食べよう」「これを作るために買った」と使い道を考えています。一方、突然入ってくるいただきものは、使う予定が決まっていません。そのため、とりあえず空いている場所へしまい、そのまま存在を忘れてしまいやすいのです。

せっかくいただいた食品だからこそ、しまい込むのではなく、おいしいうちに食べ切りたいもの。
今回は、いただきものをため込まず、無理なく使い切るために私が意識していることをご紹介します。

もくじ

1.いただいたら、まず「箱から出す」

最初にやっておきたいのが、いただきものを箱のまま長期間置かないことです。

贈答品は包装紙やきれいな箱に入っていることが多く、そのままでもきちんと収納されているように見えます。
ところが、これが意外な落とし穴。
箱を開けないまま棚の上や押し入れ、食品庫などへ置くと、中に何が入っているのか分からなくなってしまいます。

片づけの現場でも、包装された箱を開けてみると、数年前のお菓子や乾麺が入っていた、ということがありました。

捨てようと思って放置したわけではありません。
単純に「開けるきっかけ」がないまま時間が経ってしまったのです。

いただいたら、できればその日のうちに包装を外して箱を開け、

  • 何が入っているか
  • どのくらいの量があるか
  • 賞味期限はいつか

この3つだけでも確認しておきましょう。

すぐにきれいに収納しなくても大丈夫。
まず中身を把握することが、使い切るための第一歩です。

2.「いただきものコーナー」を一時的につくる

たとえば、

そうめんは乾麺の場所へ。
お菓子はお菓子の引き出しへ。
缶詰は缶詰のストックへ。

箱から出した食品は、このように種類ごとにきれいに分けたくなります。。
でも、いただきものの場合は、分散させるほど存在を忘れやすくなることがあります。

私がおすすめしているのは、普段の食品ストックにすぐ混ぜるのではなく、一時的に「いただきものコーナー」をつくる方法です。新たに収納用品を購入する必要はありません。
食品棚の一段やカゴひとつなどを使って、いただいたものをいったんまとめます。

ポイントは、目線の高さや普段よく見る場所に置くこと。
収納の一番上や奥ではなく、
「今日のおやつにこれを食べよう」
「今週はこのそうめんを使おう」
と自然に目に入る位置が向いています。

「きれいにしまう」ことが目的ではありません。
特に食品の場合は、見落とさずに、きちんと使い切れることのほうが大切です。

3.賞味期限を「探さなくても分かる状態」にする

いただきものを全部出したら、次に賞味期限を確認します。
ここでも、あまり細かく管理する必要はありません。
賞味期限の短いものを手前へ、長いものを奥へ移動するだけでも十分です。

おすすめは、期限表示が小さい食品には、太めのペンや付箋で

「9月」
「10月まで」
「26.11」

など、大きく書いておくこと。

パッケージの裏側や箱の底に小さく書かれた賞味期限を、その都度探すのは意外に面倒です。
見ただけで期限が分かるようにしておけば、「そろそろ食べよう」と思い出すきっかけになります。
すべてをアプリや一覧表で管理しなくても構いません。
管理方法を複雑にするより、見れば分かる状態をつくることのほうが、私は続けやすいと感じています。

4.「いつか食べる」ではなく、先に予定へ入れる

食品を目につく場所へ移動しても、「そのうち食べよう」のままだと、なかなか減らないことがあります。

そこでおすすめなのが、使う予定を先に決めてしまうこと。

たとえば、

  • 土曜日のお昼はいただいたそうめん
  • 今週のおやつはいただいたお菓子
  • 朝食のパンにはいただいたジャム
  • 来週のパスタにいただいたオリーブオイル

というように、普段の食事へ組み込みます。

わざわざ特別な料理を考える必要はありません。
「新しく一品作る」のではなく、普段買っているものと置き換えると消費しやすくなります。

そうめんがたくさんあるなら、休日のお昼に買っていたパンや麺類を一度休む。
お菓子があるなら、しばらくお菓子を買わない。
ジュースがたくさんあるなら、新しい飲料を買う前にそちらから飲む。

これだけでも、いただきものは少しずつ減っていきます。

5.いただきものが増えたら「買わないもの」を決める

意外と見落としやすいのが、いただきものが増えたあとも、いつも通り買い物を続けてしまうことです。
食品が増えたのに、買う量が同じなら、当然ながら食品庫の中身は増えていきます。
そのため、いただきものが多い時期は一時的に買い物を調整します。

たとえば、そうめんやうどんをいただいたら乾麺は買わない。
お菓子をたくさんいただいたら、市販のお菓子を買う回数を減らす。
調味料をいただいたら、同じ用途のものを買い足す前に一度ストックを確認する。

消費者庁も、家庭で食品ロスを減らす基本として、家庭にある食品を確認し「必要な分だけ買う」ことを勧めています。

家に食品が増えたときは、「どう収納する?」だけでなく、
「しばらく買うのを控えてみる?」
と考える。
この視点を持つと、収納スペースを増やさなくても食品の量を調整しやすくなります。

6.「もったいないから後で」ではなく、良いものから食べる

ちょっと高級なお菓子や、普段自分では買わない調味料。
そんなものほど、
「何か特別な日に開けよう」
「お客さんが来たときに出そう」
と思って、とっておきたくなるものです。

でも、特別な日はなかなかやってきません。
その結果、普段のお菓子を買って食べながら、いただいた高級なお菓子は棚の奥へ。
そして数か月後、
「しまった。賞味期限が過ぎていた」
となってしまったら、それこそもったいないですよね。

私は、いただいた良いものほど早めに楽しむほうがいいと思っています。
「今日は何でもない日だから開けない」ではなく、
「せっかくいただいたから、今日のお茶の時間に食べよう」
そんなふうに考えると、普段の暮らしもちょっと楽しくなります。

食べることも、物を使うことも同じ。
持っているだけでは、そのものを生かしたことにはなりません。
おいしい時期に味わうことが、いただいた食品の一番良い使い方ではないでしょうか。

食べ切れないと分かったら、早めに「フードドライブ」へ

工夫しても、自分や家族だけでは食べ切れないことがあります。

たとえば、
「同じものを何箱もいただいた」
「家族が減って食べる量が変わった」
「好みに合わず、おそらく今後も食べない」
そんなときは、賞味期限ギリギリまで持っている必要はありません。

家族や知人におすそ分けするほか、地域で実施されているフードドライブを利用する方法もあります。

消費者庁ではフードドライブを、家庭で余っている食品を集め、地域のフードバンク、生活困窮者を支援する団体、こども食堂、福祉施設などへ寄附する活動としています。回収場所として、公共施設や学校、企業、イベント会場、小売店などがあります。

ただし、どんな食品でも持ち込めるわけではありません。
受け付ける食品の条件は、実施する自治体や団体によって異なります。

一般的には、

  • 未開封であること
  • 常温保存できること
  • 賞味期限が一定期間以上残っていること
  • 商品の状態や表示が確認できること

などの条件が設けられているケースがあります。

たとえば自治体の取り組みには「未開封」「生鮮食品ではない」「賞味期限が1か月以上残っている」などを条件としている例があります。

実際に持ち込む際は、必ず利用する自治体、スーパー、フードバンクなどの最新の受付条件を確認してください。
特に大切なのは、「もう食べられなくなったから寄付する」のではなく、「自分では食べ切れないと分かった時点で早めに対処する」ことです。

期限に余裕があるほど、次の人にもつなげやすくなります。
食品を捨てずに誰かに生かしてもらう。
これも、いただきものを無駄にしない選択肢のひとつです。

まとめ:「忘れてしまう」ことに気をつける

いただきものが増えると、
「収納する場所がない」
「こんなに食べ切れない」
と量ばかりに目が向きます。

けれども、本当に気をつけたいのは、しまったことで存在そのものを忘れてしまうことです。

いただいたら、

  1. 箱から出す
  2. 目につく場所へまとめる
  3. 賞味期限を分かりやすくする
  4. 食べる予定を決める
  5. その間の買い物を少し減らす
  6. 良いものから先に楽しむ

それでも食べ切れないなら、期限に余裕があるうちに、おすそ分けやフードドライブを検討する。
ここまでをひとつの流れにしておくと、食品が収納の奥で忘れられることが少なくなります。
いただいたものを大事にするというと、「もったいないから取っておく」と考えがちです。

けれども、食品は取っておくためのものではなく、食べるためのもの。
おいしいうちにきちんと食べ切ること、そして自分では食べ切れないものを必要な人へつなぐこと。
それが、贈ってくださった方の気持ちも、食品そのものも無駄にしない方法なのではないでしょうか。

まずは、家の中にまだ開けていないいただきものの箱がないか、一度確認するところから始めてみましょう。

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